転居したのでナンバープレートを自分で交換してみよう!
ミヤオです。
転居に伴うナンバープレートの交換をDIYでやりました。
いくつかある登録手続きのなかでの「変更登録」という申請にあたります。
今回はこの「変更登録」にまつわる手続きについてログを残します。
はじめに
インターネット上にこの手の記事はたくさんあり、私もそれらを参考に手続きを完了することができたため、基本的には既存の公開記事で事足ります。本当にありがたい世の中です。
ちなみに私がおもに参考にさせていただいた記事は「MATTU」さんの下記記事です。本当にありがとうございます。
当記事のポイントは下記のとおりです。
- 他県から群馬県桐生市に移住した
- 希望ナンバーの事前申し込みを行った
- 関東運輸局 群馬運輸支局 で手続きを行った
https://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/sikyoku/map/0414.htm
※ここでの作業において、ネット上の情報と実際とで一部異なる点がありました
それでは参りましょう!
手続き
事前準備
車庫証明を取得する
警察署に赴き、車庫証明を取得します。
補足の項で後述しますが、ここが第一のボトルネックポイントでした。
希望ナンバーを申請しておく
ナンバープレートの変更にあたり、希望ナンバーがある場合は、「希望番号申込サービス」を利用し、事前に申請しておく必要があります。
我が家には毎回使用しているナンバーがあるため、今回もそれを継続するために上記サービスで希望番号を申し込みました。
下記条件における交付手数料は ¥4,350 でした。
□ 車種分類: 小型乗用
□ 用途 : 自家用
□ 標板の種類: ペイント
□ 標板の大きさ及び枚数: 中型2枚
持ち物をそろえる
前述のとおり、全体の流れはMATTUさんの記事を参考にさせていただきましたが、実際に手続きを行うにあたっては正式なページを参照しました。
具体的には、次のものを用意します。
- 車庫証明書(先の手順で交付されたもの、「自動車保管場所証明書」として使用)
- 住民票(「変更の事実を証する書面」として使用)
- 車検証
- 印鑑(事前に申請書を作成&押印済みだったので、現地では使わなかった記憶が。)
- ドライバー(どちらを使うのかわからなかったのでプラスマイナス両方。結果として両方使った。)
- 申請書
上記のうち、最後の「申請書」に関しては、直上のリンクから様式をダウンロードして印刷し、事前に記入を済ませて持ち込みました。
"第1号様式 書き方" といったワードで画像検索するといくつもヒットします。
結果、陸運支局に到着してからのあたふたポイントがひとつ減らせたと感じます。
スムースな申請のためには、事前に用意・記入可能な書類は怠らずに作成すべし!です。
以上で事前準備は完了です。
準備が整ったら、いざ、陸運支局へ!
陸運支局での手続き
群馬運輸支局に車で行く
ナンバープレートを変更する車に乗り、群馬運輸支局に行きます。
前橋にあります。
メインの建物の脇には、こんな看板がありました。
- 群馬運輸支局
- 自動車税事務所
- ナンバーセンター
「ふむふむ。自分は『変更登録(住所などが変わって番号が変わる場合)』だから、『1→2→3』の流れで進めばよいのだな。」
と、まずは1の群馬運輸支局に入りました。
ただ、実際には、『1→3→1→2→駐車場→3→駐車場』と巡る事になりました。
事前記入した申請書の記載内容確認と手数料納付書の記入@1
こちらで用意されている用紙のうち、記入が必要だったものは次のふたつ。
- 第1号様式
- 手数料納付書
前者に関しては事前に作成してきましたが、現地で掲示されている記入例と見比べると若干の差異があったので修正します。
後者に関しては用紙がここでしか手に入らないため、記入例を参考に記入する。
よーし書けたぞと思い、受付の番号札を取ります。12人待ち。
あらためて周りを見回してみると... おや?どうやら受付をしてもらうには次のブツが足りないらしい。
- 手数料納付書に添付する印紙
- 希望番号予約済証
いずれも3(ナンバーセンター)で入手できるとのことなので、そちらへ移動。
印紙と希望番号予約済証の入手@3
印紙を購入します。変更登録の場合は ¥350。
受付の方が手数料納付書に添付してくれました。
続いて希望番号予約済証の入手。
室内に端末が置いてあるので、そこに受付番号を入力すると、QRコードが印字された紙がプリントアウトされます。それを持って受付へ。
事前に入金していたため、ここでの支払いはなく、領収証と共に希望番号予約済証をゲット!
1へ戻ります。
変更登録の申請@1
申請のための書類がこれですべてそろったぞ!さっき引いた自分の呼び出し番号は??
... もう過ぎてた...
改めて受付の番号札を取ります。11人待ち。
待つ事そうさのう、15分くらいか。無事に呼ばれたので1番受付へ。
書類一式を手渡すと、整理券を渡されてまた待ち状態。
待つ事そうさのう、20分くらいか。無地に呼ばれたので2番受付へ。
住所変更済のあたらしい車検証などを手渡され、「2(自動車税事務所)に行きなさい」とのご神託を得ます。
自動車税申告書の提出@2
ここでは、自動車税申告書を記入し、窓口に提出します。
記入台に記入例があるので、そちらを参考に記入します。
記入項目がたくさんあるので辟易しました。
受付では申告書の間違いを多少直してもらえました。おかげさまで書き直すことなく提出完了。
「書き直してください」って言われなくってほんとによかった。
提出が終わると、「ナンバープレートを取り外し、3(ナンバーセンター)に行きなさい」との啓示を受けます。旅も終わりに近づいてきました。
旧ナンバープレート取り外し@駐車場
これまでのナンバープレートとサヨナラです。
まず、前のプレートを取り外します。プラスドライバーで普通に外せます。
次に、後ろのプレートを取り外します。
向かって左側のネジには「封緘(ふうかん)」がしてあります。
ふうかん。私は初めて目にした言葉です。ネット上の記事ではほぼ「封印」と書いてあるのですが、施設駐車場内の一角にある「ナンバー・封印取付場」なる場所には「封緘の取付要領」と記載されていたのです。
以降では封緘と表記しよ... おや、場所名としては「封印取付場」っていっちゃってるぞ。つまり、どっちでもよいのですね。「封印」で行きます。
封印は、こんな感じで解きました。
はじの方をマイナスドライバーでグサ
テコの原理でグイグイ
べろり
あとは普通にネジを緩め、無事に前後のプレートの取り外しが完了しました。
旧ナンバープレート返却&新ナンバープレート入手@3
外した2枚のナンバープレートを携え、3(ナンバーセンター)に入ります。
受付の方に旧プレートを渡すと、引き換えに新ナンバープレートをもらえます。
新ナンバープレートを取り付けたら、係の方が封印をしにいくのでしばらくそこで待っててくださいとのこと。
ちなみに、旧プレート装着のためのネジは返納する必要はありませんでした。
ピッカピカの新プレートを携え、車に戻ります。
新ナンバープレート取り付け@駐車場
前後に新プレートを取り付けます。
後ろ側の向かって左側には忘れず封印の受け部を装着します。
しばらくすると封印係の方がやってきて、車台番号を確認のうえで封印してくれます。上からグッと押し込むだけです。
以上で、ナンバープレートの交換が完了しました!
なんだか、自分の車への愛着もちょっと増しました。
まとめ
所用時間
- 書類集め開始からナンバープレート交換完了まで:3営業日
- 陸運支局での滞在時間:約1.5時間
費用
- 車庫証明書費用:¥2,500
- 希望番号申請費用:¥4,350
- 印紙代:¥350
今回の手続き一式を、代行サービスを利用して行った場合、ネット調べだと40,000円弱かかる場合もあるっぽいです。
補足(困りポイント)
最後に、私が手続きを進めるうえで困ったポイントをご紹介します。
この手続きの流れ、思ってたんとちがう
案内看板どおりの順序じゃなかった
「『1→2→3』の順に進め」と看板で案内されているのに、『1→3→1→...』となった点については現地で戸惑いましたハイ。
希望ナンバーを申請していたので先に3に行くことはできたとしても、印紙を事前に手に入れていない限り、1→3の流れは不可避です。∵手数料納付書は1でしか入手できないため
印紙まで事前入手して無駄な導線を省く手だれもこの世にはいるのだろうか。
封印の解き方
前述のとおり、MATTUさんの記事を参考にナンバープレートの封印を解こうとしました。
プラスドライバーでがつがつと突きました。
しかし、一向にネジ山に到達する気配がない。。。
「あれ、おかしいな... このまま続けて大丈夫か?へたなやり方して封印解除できない状態になっちゃったらどうしよう...」
恐怖が襲ってきたので、別の記事を検索しました。
"ナンバープレート 封印 外し方" で検索。すると、マイナスドライバーではじの方に穴を開けている画像が。助かりました。
ボトルネックだなーと感じた手続き
私が時間的、または精神的に制約を受けた手続きを挙げます。
車庫証明の取得
群馬県での車庫証明書の申請手続きに関しては次のページにまとまっています。
注意ポイントがひとつ。
上記リンク先の申請書をそろえて警察署に持って行ったとしても、車庫証明書は即日発行されません。
申請当日は「後日受け取りに来てください」と、受け取り開始日が印字された紙を渡されて終了です。
そのため、車庫証明書が未取得な状態だと、1日でナンバープレート交換まで到達することはできません。
自動車税事務所での書き物
書いてしまえばまあーなんてことはないとも言えますが、記入項目が多くて辟易しました。
記入中はなんだか自分のゴーストと競うタイムアタックモードの気分でした。
おわりに
この記事を参考にしたよー助かったよー、という方がいたらとても嬉しいです。
まあ、読者数があれなんで、用途にマッチする数もあれですね。
以上です!ここまで読んでいただきありがとうございました!